
尊敬する映画監督が手がけ、カンヌ国際映画祭やショートショートで上映された作品の宣伝美術を担当しました。
舞台はバンコクの喧騒、北タイ山岳地帯の少数民族の村、そして日本。母になりきれず自責する主人公が、禁酒規制のある国で亡き母が密かに仕込んだ梅酒を見つけ、その真意とルーツを辿る物語。
表面の長編版では子を抱え複雑な表情を見せる主人公を、暗と光のコントラストで現状と未来を示唆。タイトルは若い梅の緑を配し、手作り感と心の揺らぎを荒いタッチに込めました。裏面の短編版では、亡き母と主人公を象徴的シーンで対比し、夕日の光で二人を結びながら、新進気鋭の監督らしいインディ感をあえて残す構成としました。






最後には、とても温かく、ありがたいお言葉まで頂戴しました。
このようにお声がけいただけたことに心から感謝すると同時に、自分のものづくりの在り方を見失わないよう、立ち戻るための指針として胸に刻んでおきたいと思います。
改めまして、こちらこそ本当にありがとうございました。

- date
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2017.5〜2017.6
- span
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3weeks
- tool
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Illustrator Photoshop
- role
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CREATIVE
- DIR 霞 翔太 -Shota Kasumi-
- CONCEPT 霞 翔太 -Shota Kasumi-
- ART DIR PEbBLE
- WRITING 霞 翔太 -Shota Kasumi-
DESIGN
- GRAPHIC PEbBLE
ASSET
- PHOTO -