
ドストエフスキーの『罪と罰』をモチーフに、1960年代後半の安保闘争をテーマとした舞台の宣伝美術とパンフレットを担当。暴力的でざらついた時代感をレトロに表現しつつも、現代に通じるメッセージ性を伝えるため、鮮やかな色彩を掛け合わせた“NEO60年代”のビジュアルを構築。主人公の翻弄される姿や、強い意志で惹きつけるヒロインなど、人物ごとの濃さを引き出すため、ポーズや表情の細部にまでこだわった。

物語の象徴となる桜をあしらい、散りゆく花びらをビジュアル全体に溶け込ませた。観劇後にもう一度見返すと「このシーンを意味していたのか」と気づき、心に余韻を残すように意識してデザイン。

撮影用に作成したラフ画

学生運動に流され、赤いヘルメットを被らされる主人公の姿を、文字の「僕」にヘルメットをかぶせることで直感的に表現。
























- date
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2024.1〜2024.2
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KeyVisual:2weeks Pamphlet:2weeks
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InDesign Illustrator Photoshop
- role
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CREATIVE
- DIR -
- CONCEPT PEbBLE
- ART DIR PEbBLE
- WRITING PEbBLE
DESIGN
- GRAPHIC PEbBLE
- EDITORIAL PEbBLE
ASSET
- PHOTO -
- PHO DIR PEbBLE